2007年5月5日土曜日

當一月十一日より於

開催日、場所について。
番付の蒙御免の下にあるこの部分について少し説明しておきます。
「當一月十一日より於」

右端に「當一月十一日より於」とあります。當=当 当日や当月の当だと思います。即ち「今回の」といった意味でしょう。「當」の後に「ル」と送り仮名が振られている場合もあります。「あたる」と読むのだと思います。

開催年
開催年が書かれているときもありますが、昭和10年は開催年は省略されています。開催初日の月日が書かれています。現在「當」はなく年から記載され、2行にわたり
「平成十九年 五月十三日より十五日間」 と記載されています。

より

十一日の右下にある記号のようなもの「σ」か「5」か「6」のように見えるもの。これは「より」を続けて書いたもので、古文書などでは一般的に用いられるものです。

於ては1行目の終わりにきて次の行の開催場所に繋がる場合と、開催場所の行の頭にくる場合とあるようです。昭和25年春からから変わったようです。

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