2007年5月5日土曜日

大相撲擧行仕候

大相撲擧行仕候
現在も全く同じように書かれています(擧は挙だけど)。挙行は儀式や行事などをとり行うこと。興行と書いてもいいと思いますが、挙行です。昭和2年のみ「大角力興行」を使っています。また昭和20年夏のみ「奉納大相撲挙行」となっています。
「挙」と「擧」ですが、ランダムにどちらも用いられています。「國」が一貫して旧字なのに対し「挙」はいいかげんです。どちらでもいいんでしょう。

最後は「仕候」です。読みは「つかまつりそうろう」。人偏に去のように見えますが「仕」と「候」の2字からなっています。「候」の字は崩れていますが、崩し方としてはごく一般的で見慣れた人には極当たり前のありふれた文字のようです。

平成に入ってもいまだに番付で「仕候」を使っていますね。

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